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規格住宅おすすめランキング10選|コスパ重視でハウスメーカーを選ぼう!

規格住宅 ランキング
この記事で解決するあなたの悩み
  • 規格住宅って結局どうなの?
  • 自分に合ったメーカーをどう選べばいい?
  • 規格住宅と注文住宅の違いが知りたい

マイホームを検討し始めたとき、最初にぶつかるのが「注文住宅と規格住宅、どっちが自分に合っているの?」という疑問ではないでしょうか。

さらに、「コストを抑えたいけど、デザインや間取りにも妥協したくない…」と悩んでいる方も多いはずです。

そこでこの記事では、規格住宅の特徴や価格相場、メリット・デメリット、そしておすすめハウスメーカーまでを、不動産・建築業界の知識をもとにわかりやすく解説します。

この記事でわかること
  • 規格住宅とは何か、どんな人に向いているのか
  • 良い評判・悪い評判から見るリアルな体験談
  • メーカーごとの比較やおすすめプランの選び方

「自分にとって最適な住まいとは何か?」を見つけるヒントになるはずです。

特に、コストとクオリティを両立させた家づくりをしたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

目次

人気の規格住宅メーカーランキング5選

規格住宅 ランキング

ここでは、数あるハウスメーカーの中でも特に人気が高く、性能・デザイン・コスパのバランスが優れている「規格住宅(セミオーダー含む)」を提供している5社をご紹介します。

価格や住宅性能、選べるプランの数など、実際に家を建てた方からの満足度も高いメーカーばかりです。

「どのメーカーがいいのか分からない…」という方は、ぜひこのランキングを参考にしてください。

規格住宅①:一条工務店「HUGme / i-smile」

規格住宅 ランキング
引用:一条工務店「HUGme / i-smile」公式HP

こんな人におすすめ

  • 高気密・高断熱で、光熱費を抑えた住まいを実現したい人
  • 間取りの打ち合わせに時間をかけず、スムーズに家づくりを進めたい人
  • 性能の高い家をコスパよく建てたい人

一条工務店「HUGme / i-smile」の特徴

商品名HUGme(ハグミー)i-smile(アイスマイル)
坪単価約56.5万円約65.6万円
間取り100プランから選択(変更不可)5000プランから選択(変更不可)
外壁タイル外壁(30年メンテ不要)タイル外壁(30年メンテ不要)
性能高気密・高断熱(全館床暖房なし)高気密・高断熱(全館床暖房付き)
設備必要なものはオプションで選択食洗機・4枚ガラス窓など標準装備

どちらも間取りのカスタマイズはできませんが、その分コストを抑えて高性能な家を建てることができます

外壁や断熱性能など、一条工務店の注文住宅と同レベルの仕様で、長期的に見ても光熱費や修繕費がかかりにくいのが特徴です。

一条工務店「HUGme / i-smile」のメリット・デメリット

メリット
  • 高断熱・高気密で冬は暖かく夏は涼しい快適な空間
  • タイル外壁&シロアリ対策で長期的なメンテコストも軽減
  • 標準仕様のレベルが高く、コスパが非常に良い
デメリット
  • 間取りや仕様の変更が一切できないため自由度が低い
  • デザインや外観は選択肢が限られている
  • オプションの選択によっては価格が上がることも

口コミ・評判

規格住宅②:三井ホーム「MITSUI HOME SELECT」

規格住宅 ランキング
引用:三井ホーム「MITSUI HOME SELECT」公式HP

こんな人におすすめ

  • デザイン性と性能のどちらも妥協したくない人
  • 三井ホームの品質でコスパよく家を建てたい人
  • 将来的な資産価値を重視している人

三井ホーム「MITSUI HOME SELECT」の特徴

「MITSUI HOME SELECT」は、三井ホームの規格住宅プランです。

100種類の間取りプラン、6パターンの内装・外観スタイルから選ぶことができ、注文住宅と同等の住宅性能を備えながら、コストを抑えて建てられるのが魅力です。

以下、主な特徴をまとめます。

項目内容
坪単価約80万円前後
間取り約100プランから選択(多少のアレンジは可能)
性能フルオーダーと同じ住宅性能(断熱性・耐震性・長期保証など)
デザイン内装・外観はそれぞれ6種類から選択可能
設備食洗機・浄水一体型水栓など高グレード設備が標準搭載

特に、独自の「ダブルシールドパネル」による屋根断熱は、業界内でもトップクラスの断熱性能を誇り、快適性の高さに定評があります。

高性能・高品質・おしゃれをバランスよく実現したい人に最適な規格住宅です。

三井ホーム「MITSUI HOME SELECT」のメリット・デメリット

メリット
  • 注文住宅と同じレベルの性能で、費用は抑えめ
  • 100種類のプランで土地に合わせた柔軟な設計ができる
  • デザインの統一感があり、完成イメージがつきやすい
デメリット
  • 完全自由設計と比べると選択肢に限りがある
  • 間取りのアレンジには制限がある(大幅な変更は不可)
  • 高品質な分、他の規格住宅よりもやや価格帯が高い

口コミ・評判

規格住宅③:ダイワハウス「スマートセレクション / スマートデザイン」

規格住宅 ランキング
引用:ダイワハウススマートセレクション / スマートデザイン」公式HP

こんな人におすすめ

  • プロが設計した厳選プランから安心して選びたい人
  • 自由設計は不安だが、ある程度カスタマイズしたい人
  • 高天井や全館空調などのハイスペック設備に魅力を感じる人

ダイワハウス「スマートセレクション / スマートデザイン」の特徴

ダイワハウスの規格住宅には、「スマートセレクション」と「スマートデザイン」の2つのプランがあります。

どちらも住宅性能はフルオーダーと同等で、高い品質とコストパフォーマンスを両立した人気商品です。

スマートセレクション
1500以上のプランから選ぶ規格住宅タイプ。
間取りの変更は不可ですが、展示場でVR体験できるなど完成イメージがしやすく、安心感があります。


スマートデザイン
スマートセレクションのプランをベースに、間取りのカスタマイズが可能なセミオーダータイプ。
玄関や階段、建物外形以外は自由に変更できます。

項目内容
坪単価約80〜87万円
プラン数約1500種類(いずれも選択式)
間取り変更スマートセレクション:不可 / スマートデザイン:可能
外観・内装13種類の外壁、10種類の内装デザインから選択可能
設備太陽光4kW標準搭載 / 高天井2m72cmが標準仕様
構造木造・鉄骨いずれか選択可能

また、全館空調の導入や、LIXIL・トクラス・クリナップのキッチンが選べるなど、設備のグレードも非常に高く、快適な暮らしが期待できます。

ダイワハウス「スマートセレクション / スマートデザイン」のメリット・デメリット

メリット
  • 規格住宅でも高天井・太陽光など高スペックが標準
  • セミオーダーなら柔軟な間取り変更が可能
  • 構造体の強さや長期保証など、安心感が高い
メリット
  • スマートセレクションは間取りの変更ができない
  • 他社と比べてやや価格は高め
  • 自由設計ほどの柔軟性はないため、細かい要望は制限される

口コミ・評判

規格住宅④:住友林業「フォレストセレクション BF」

規格住宅 ランキング
引用:住友林業「FORESTSELECTION BF」公式HP

こんな人におすすめ

  • 天然木を活かした上質なデザインにこだわりたい人
  • 自由度の高いセミオーダーで間取りを柔軟に設計したい人
  • 高性能+デザイン性+耐震性のバランスを重視する人

住友林業「フォレストセレクション BF」の特徴

住友林業の規格住宅「フォレストセレクション BF」は、フルオーダーと同じビッグフレーム構法を採用した高性能セミオーダー住宅です。

約1,500通りの間取りプランから選び、さらに建物内部の構成を自由にカスタマイズできます。

建物の外枠や玄関、階段位置など一部制約はあるものの、それ以外はかなり自由度が高く、理想の暮らしに近づけやすいのが特徴です。

さらに、天然木のフローリングや建具など、木質感を重視したデザインが住友林業ならではの魅力。

標準仕様の設備グレードも非常に高く、見た目も機能も優れた住宅が叶います。

項目内容
坪単価約90〜95万円
間取り変更可能(1,500のプランをベースに自由に調整)
外観・内装外観デザイン、屋根材、外壁、床材など選択肢が豊富
特徴木の質感にこだわった内装と、ビッグフレーム構法
耐震性耐震等級3、構造躯体が非常に丈夫

木の美しさと温もりに包まれた空間を実現できる点が、他メーカーにはない大きな魅力です。

高断熱・高耐震・高耐久といった性能面も申し分なく、トータルバランスに優れています。

住友林業「フォレストセレクション BF」のメリット・デメリット

メリット
  • 木の質感を活かしたハイセンスな住宅デザイン
  • 間取りの自由度が高く理想に合わせやすい
  • 設備グレードが高く、性能と快適性のバランスが良い
デメリット
  • 坪単価はやや高めで、予算に余裕が必要
  • ベース間取りに沿う必要があり完全自由ではない
  • 天然木のメンテナンスが必要な箇所もある

口コミ・評判

規格住宅⑤:ミサワホーム「SMART STYLE」

規格住宅 ランキング
引用:ミサワホーム「SMART STYLE」公式HP

こんな人におすすめ

  • おしゃれで洗練されたデザインの家に住みたい
  • 開放感のある高天井や大収納空間に魅力を感じる人
  • コスパと機能性のバランスを重視したい人

ミサワホーム「SMART STYLE」の特徴

ミサワホームの「SMART STYLE(スマートスタイル)」は、デザイン性と機能性を両立した規格住宅です。

高さ約3メートルの高天井や、人気の収納空間「蔵(くら)」を取り入れることができ、狭小地でも空間を有効活用できます。

「蔵」とは天井高1.4m以下の大型収納スペースで、子ども部屋や趣味部屋としても活用可能。

しかも、床面積としてカウントされないため、コストを抑えつつ広い空間を手に入れられます。

また、ミサワホームはグッドデザイン賞の常連であり、デザイン性の高さは折り紙付き

外観・内装ともにスタイリッシュな住宅を目指す方にぴったりです。

項目内容
坪単価約80〜100万円
間取り変更可能(ベースプランを自由にアレンジ可)
外観・内装モダンで洗練されたデザイン、豊富なプラン展開
特徴高天井・「蔵」付きの空間設計、収納効率が高い
構造モノコック構造による高い耐震性

独自の木質パネル工法を採用し、耐震等級3を実現。

地震に強い構造と使い勝手の良い間取りで、家族全員が快適に暮らせる住まいです。

ミサワホーム「SMART STYLE」のメリット・デメリット

メリット
  • 高天井や大収納「蔵」など独自性のある空間設計が可能
  • デザイン性が高く、洗練された外観・内装を実現
  • 規格住宅でも自由度が高く、希望に合わせたアレンジがしやすい
デメリット
  • 価格帯はミドル〜ハイコスト帯で予算に注意が必要
  • 「蔵」を活かすには一定の敷地や構造の制約がある
  • デザインや仕様の自由度が高い分、選択に迷うことも

口コミ・評判

価格と品質のバランスが魅力!ローコスト規格住宅ランキング5選

規格住宅 ランキング

ここでは、価格と品質のバランスに優れたローコスト規格住宅メーカーを5社厳選してご紹介します。

「なるべく安く」「でも安心・快適な家に住みたい」そんなあなたにぴったりのメーカーを見つけましょう。

ローコスト規格住宅①:桧家住宅「スマート・ワン カスタム」

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引用:桧家住宅「スマート・ワン カスタム」公式HP

こんな人におすすめ

  • 居心地の良い、おしゃれな内装にこだわりたい
  • 間取り変更の自由度も欲しい
  • 快適な温度環境で1年中過ごしたい

桧家住宅「スマート・ワン カスタム」の特徴

桧家住宅の「スマート・ワン カスタム」は、コスパ重視ながらも高い住宅性能と、おしゃれな内装提案が魅力の規格住宅です。

標準仕様で高気密・高断熱を実現し、全館空調システム「Z空調」を採用することで、一年中快適な室温を保ちます。

特徴的なのが、自由度の高い間取りプランです。

構造に関わる柱以外は、間取りのアレンジが可能なため、家族構成やライフスタイルに合わせた設計がしやすい点が評価されています。

また、9種類のインテリアスタイルから選べる「インテリアコーディネートプラン」もあり、センスに自信がなくても統一感のあるおしゃれな内装を叶えることができます。

項目内容
坪単価約60万円前後
間取り変更柱以外は自由にアレンジ可能
外観・内装インテリアスタイルを9種類から選べる
特徴高気密・高断熱、全館空調「Z空調」搭載
初期保証30年間の長期保証付き

デザイン性・快適性・コストのバランスが取れた、まさに「ちょうどいい」規格住宅といえるでしょう。

桧家住宅「スマート・ワン カスタム」のメリット・デメリット

メリット
  • 柱以外の間取り変更が可能で柔軟性が高い
  • 全館空調「Z空調」が標準搭載で1年中快適
  • インテリア提案が豊富でデザインにも妥協しない
デメリット
  • 人気商品のため着工までの予約が必要な場合あり
  • 特殊な敷地形状ではプラン適用が難しい場合がある
  • プランや仕様の選択肢が多く、迷いやすい

口コミ・評判

ローコスト規格住宅②:タマホーム「シフクのいえ / 大安心の家」

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引用:タマホーム 「大安心の家」公式HP

こんな人におすすめ

  • ローコストで完全自由設計を叶えたい
  • 耐震性や断熱性能にも妥協したくない
  • 地元密着型で安心できるメーカーを選びたい

タマホーム「シフクのいえ / 大安心の家」の特徴

タマホームは「ローコスト×自由設計」の代表格ともいえるハウスメーカーです。

「シフクのいえ」は規格住宅ながらもコストを抑えたプランですが、近年では価格が「大安心の家」とほぼ変わらなくなっており、多くの人が自由設計の「大安心の家」を選んでいます。

断熱等級5以上、耐震等級3を確保した高性能住宅でありながら、坪単価は60〜65万円とコスパに優れています。

間取りも設備も一から決められるため、ローコストながらこだわりたい人にとっては非常に魅力的です。

項目内容
坪単価約60〜65万円
間取り変更自由設計(「大安心の家」)
特徴高断熱・高耐震、価格が変わらず自由設計可能
設備選択好みに合わせて選択可能
構造木造軸組構法+耐震パネル

コストを抑えつつも安心・高性能な住まいを手に入れたい方には、非常に頼れる選択肢です。

タマホーム「シフクのいえ / 大安心の家」のメリット・デメリット

メリット
  • 規格住宅と変わらない価格で自由設計が可能
  • 耐震・断熱性能が高く、安心して暮らせる
  • 大手メーカーならではの信頼感と対応力
デメリット
  • オプションによっては価格が想定以上に上がることも
  • 規格住宅「シフクのいえ」は選ぶ人が減少傾向
  • 施工管理の質が営業所により差があるという声も

口コミ・評判

ローコスト規格住宅③:住友不動産「+STORY」

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引用:住友不動産「+STORY」公式HP

こんな人におすすめ

  • 大手ハウスメーカーの安心感は欲しいけど価格は抑えたい
  • 基本的なプランの中から選びたい
  • 長期保証やアフターサポートも重視したい

住友不動産「+STORY」の特徴

「+STORY(プラスストーリー)」は、住友不動産が手掛ける規格住宅商品です。

坪単価は約66万円と、住友不動産の中では最もコスパの良いラインとなっています。

「+STORY」では62種類の間取りプランが用意されており、平屋や総2階、小屋裏付きなど、さまざまなバリエーションに対応しています。

外観は3種類、内装は5種類から選ぶセレクト型スタイルで、センスに自信がなくてもまとまりのある空間がつくれるのもポイントです。

また、大手ならではの60年長期保証がついており、アフターサポートもしっかりしている点が安心材料です。

なお、間取り変更はできないため、完全オーダーを求める方には不向きですが、手間を減らして効率的に家づくりしたい方には向いています。

項目内容
坪単価約66万円前後
間取り変更不可(62パターンの間取りから選択)
外観・内装外観3種・内装5種のスタイルから選択
特徴長期保証60年付き、大手の安心感
保証制度完全自由設計商品と同等の保証が受けられる

価格を抑えながら、住友不動産の高い信頼性を感じたい方におすすめの選択肢です。

住友不動産「+STORY」のメリット・デメリット

メリット
  • 住友不動産の高品質住宅をリーズナブルに実現できる
  • 長期保証やアフターサービスが充実している
  • 選ぶだけでデザイン性の高い家が手に入る
デメリット
  • 間取りのカスタマイズは不可で柔軟性がない
  • 土地に合わない場合もある(プラン適用できない可能性)
  • 他の商品に比べて設備の選択肢が少なめ

ローコスト規格住宅④:クレバリーホーム「クレバコ」

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引用:クレバリーホーム「クレバコ」公式HP

こんな人におすすめ

  • 外壁タイルの高級感ある外観をリーズナブルに取り入れたい
  • 限られた予算内でしっかりとした性能とデザインを両立させたい
  • 規格住宅でもある程度カスタマイズを楽しみたい

クレバリーホーム「クレバコ」の特徴

「クレバコ」は、クレバリーホームが展開する箱型規格住宅ブランド。

外壁タイルが標準仕様で、ローコストながらも高級感のある外観が実現できます。

商品名のとおり「箱=ボックス」をモチーフにしたシンプルで無駄のない設計が特徴で、デザイン性と機能性を両立。

選べる間取りプランも豊富に用意されており、敷地条件や家族構成に合わせた最適なプランが見つかります。

断熱性能や耐震性能もしっかりと備えており、コストを抑えながらも安心して暮らせる品質を追求

間取りや内装の変更も一部可能で、「ちょっとだけこだわりたい」方にもフィットします。

項目内容
坪単価約60~70万円前後(プランや地域により異なる)
間取り変更一部可能(制約あり)
特徴外壁タイルが標準仕様、シンプルな箱型デザイン
構造・性能高耐久・高断熱・耐震構造を採用
デザイン面モダンな外観と使いやすい内装が選べる

コスパ重視かつデザインも妥協したくない方にとっては、非常にバランスの取れた選択肢といえるでしょう。

クレバリーホーム「クレバコ」のメリット・デメリット

メリット
  • 外壁タイルが標準仕様でメンテナンスコストを抑えられる
  • モダンな外観と機能性を兼ね備えた設計
  • 予算に合わせて柔軟な提案をしてもらいやすい
デメリット
  • 間取り変更の自由度は限定的
  • 土地条件によってはプランが適用できない場合もある
  • モデルハウスが地域によって少ないことがある

口コミ・評判

ローコスト規格住宅⑤:アイダ設計「ブラーボミニマル」

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引用:アイダ設計「ブラーボミニマル」公式HP

こんな人におすすめ

  • なるべく安く、シンプルで機能的な家を建てたい
  • 掃除や家事負担を減らしたい
  • コンパクトで無駄のない設計を求める方

アイダ設計「ブラーボミニマル」の特徴

「ブラーボミニマル」は、アイダ設計が手掛ける低価格かつシンプルな規格住宅です。

一番の特長は、無駄を排し、シンプルさと機能性を追求した理想的な空間作り

平屋から2階建てまで、12坪〜32坪の多彩なプランがあり、自分に最適な家づくりを実現できます。

低価格ながらにも、システムキッチンやシステムバスルームなど、機能性とデザイン性を兼ね備えた設備を採用。​

効率的な収納や凹凸の少ない形状で日々のストレスを軽減し、快適な生活を送ることができます。

項目内容
坪単価約約37~50万円前後(仕様や地域により異なる)
間取変更不可
特徴シンプルデザイン・低価格・掃除が楽
構造・性能断熱等級5を取得・オプションで耐震性を上げることが可能
コスト建物本体価格コミコミ表示で安心

2024年には、要望の多かったシャッター・収納・2階トイレを追加したプラン「BRAVO minimal plus」も追加され、選択肢が広がりました。

アイダ設計「ブラーボミニマル」のメリット・デメリット

メリット
  • 建物本体価格がコミコミで表示されており、予算管理がしやすい
  • 廊下を最小限に抑えた間取りで居住空間を最大化
  • シンプルな構造により清掃箇所が少なく、家事負担を軽減
デメリット
  • 規格住宅のため間取りや設備のカスタマイズは制限される
  • シンプルさ重視のため、個性的な外観には不向き
  • 地域や条件によって別途費用が発生する

参考記事

【比較表あり】規格住宅の坪単価ランキング

規格住宅 ランキング

「予算内でマイホームを建てたいけれど、どのハウスメーカーが一番コスパが良いの?」

そんな方に向けて、今回は坪単価が安い順に、人気ハウスメーカーの規格住宅をランキング形式でご紹介します。

あわせて、単なる価格の違いだけでなく、坪単価の裏にある「仕様や住宅性能の違い」についても丁寧に解説します。

坪単価が安い順にメーカーを比較

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以下は、各社の最新情報をもとにした、主要ハウスメーカーの規格住宅・セミオーダー住宅の坪単価一覧です。

順位メーカー名商品名坪単価(税込)間取り変更特徴
1位アイダ設計ブラーボミニマル約37〜50万円不可シンプルデザイン・低価格・掃除が楽
2位一条工務店HUGme約56.5万円不可業界最高クラスの断熱性、全館床暖房対応
3位桧家住宅スマート・ワン カスタム約60万円前後条件付き可デザイン性◎、Z空調で快適な住空間
4位タマホーム大安心の家約60〜65万円規格も自由設計も価格同じ、性能も十分
5位住友不動産+STORY約66万円〜不可大手ならではの保証とコストバランス
6位トヨタホームシンセLQ など約75万円前後条件付き可自動車技術を活かした住宅設備が魅力
7位三井ホームMITSUI HOME SELECT約80万円前後一部可高デザイン・高性能の規格住宅
8位ダイワハウススマートセレクション / デザイン約80〜87万円可/不可VR体験可、1500プランから選べる
9位ミサワホームSMART STYLE約80〜100万円「蔵」など収納力に強み、天井も高い
10位パナソニックホームズフォルティナセレクトプレミアム約85〜90万円IoT住宅や鉄骨構造に強み
11位住友林業フォレストセレクションBF約90〜95万円木の質感が特徴、間取り自由度も高い
12位スウェーデンハウスヘンマベストほか約93〜100万円北欧デザイン×圧倒的断熱性能

※上記の坪単価は、各社への取材・公式情報・住宅展示場ヒアリングなどをもとにした目安です。

建築エリアや仕様によって変動するため、参考価格としてご覧ください。

坪単価の裏にある仕様・性能の違い

規格住宅 ランキング

「坪単価が安ければお得!」とは一概に言えません。

安い理由が明確かどうか、そして長期的に住んで快適かどうかが重要です。

以下のようなポイントで、価格の裏にある住宅の本質を見極めましょう。

チェックポイント内容該当メーカーの例
① 住宅性能
(断熱・耐震・気密性)
断熱等級5、耐震等級3などに対応しているか。電気代・光熱費の節約に直結。一条工務店、スウェーデンハウス、住友林業
② 設備グレード・標準仕様全館空調、床暖房、外壁タイル、食洗機など、標準装備の内容はメーカーごとに大きく異なる。一条工務店、三井ホーム、パナソニックホームズなど
③ メンテナンス・保証制度外壁材・屋根材の耐久年数、長期保証の有無。将来の修繕コストにも影響。住友不動産、ミサワホームなど
④ カスタマイズ性と将来性間取り変更の可否、二世帯対応、リフォーム対応など、将来の変化に柔軟に対応できるかを確認。

規格住宅とは?特徴・自由設計との違いを解説

規格住宅 ランキング

「規格住宅ってなに?注文住宅とは違うの?」と疑問を持っている方に向けて、まずは規格住宅の基本をわかりやすく解説します。

注文住宅を検討中の方にとって、規格住宅の特徴を正しく理解することは、後悔のない家づくりの第一歩になります。

規格住宅とはどんな家?

規格住宅とは、あらかじめ用意されたプランや仕様の中から選んで建てる、パッケージ化された住宅のことです。

注文住宅のように一から設計するわけではありませんが、建売住宅のようにすでに完成しているわけでもありません。

ちょうど注文住宅と建売住宅の“中間”のような住宅スタイルで、打ち合わせや設計の手間を減らしながら、自分らしい住まいを実現できるのが特徴です。

主な特徴は次の通りです。

  • 決められた間取りや設備、内装の中から選ぶスタイル
  • 打ち合わせや工期が短く、家づくりがスムーズ
  • 注文住宅よりも価格を抑えられる

「ある程度は自分で選びたいけど、全部を決めるのは大変…」という方に向いています。

セミオーダー住宅との違い

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規格住宅とセミオーダー住宅は似ているようで違いがあります。

最大の違いは「間取りの変更ができるかどうか」です。

項目規格住宅セミオーダー住宅
間取りの自由度基本的に変更不可ベースを元に一部変更可能
選べる範囲限定的規格より多め
費用感比較的リーズナブル規格住宅より少し高め

最近では「間取り変更が一部可能な規格住宅」も増えており、ハウスメーカーによって定義があいまいになりつつあります。

そのため、検討時には各社の商品説明をしっかり確認しましょう

フルオーダー・建売住宅との比較もチェック

注文住宅にはさまざまな種類がありますが、規格住宅と比較されやすいのが「フルオーダー住宅」と「建売住宅」です。

ここでは3つの住宅スタイルの違いを比較してみましょう。

住宅タイプ間取りの自由度費用打ち合わせ住宅性能
規格住宅プランから選択、一部変更可能な場合も少なめで効率的メーカーによる
フルオーダーすべて自由に設計多くの打ち合わせが必要自由に設定可能
建売住宅完成済みで変更不可低~中不要基準内で一定性能

フルオーダーは自分だけの理想を形にできますが、打ち合わせの手間やコストがかかるのがデメリットです。

建売住宅は価格が安く手軽ですが、自由度はほぼありません。

規格住宅はこの中間に位置し、「コストと自由度のバランスを重視する人」にとって非常に魅力的な選択肢といえます。

規格住宅の価格相場と費用シミュレーション

「規格住宅はコスパが良いって聞くけど、実際いくらかかるの?」と気になる方も多いのではないでしょうか。

ここでは坪単価別の価格感や、どこまでが本体価格に含まれるのか、予算オーバーしないためのコツについて詳しく解説します。

坪単価別の価格早見表

まずは、一般的な規格住宅の坪単価と、家の広さごとの建物価格の目安を見てみましょう。

坪単価(目安)20坪25坪30坪35坪
60万円約1,200万円約1,500万円約1,800万円約2,100万円
70万円約1,400万円約1,750万円約2,100万円約2,450万円
80万円約1,600万円約2,000万円約2,400万円約2,800万円
90万円約1,800万円約2,250万円約2,700万円約3,150万円

※この表は「建物本体価格」のみの目安です。

土地代・諸費用は含まれていません。

例えば、「予算は総額3,000万円以内」「延床30坪の家を希望」という場合、建物本体価格は坪単価70万円前後までが一つの目安になります。

本体価格に含まれる費用・含まれない費用

規格住宅 ランキング

規格住宅でよくある勘違いが「本体価格=家づくりのすべての費用」だと思ってしまうことです。

実際には、本体価格に含まれる費用と含まれない費用があるので、しっかり理解しておくことが大切です。

含まれることが多い費用

  • 建物の基本構造(基礎、屋根、外壁など)
  • 標準仕様の設備(キッチン・浴室・トイレなど)
  • 照明・コンセントの基本設置
  • 建築確認申請などの手続き費用

含まれないことが多い費用

  • 外構(駐車場・庭・フェンスなど)
  • 地盤改良費
  • 仮設工事・解体工事(建て替えの場合)
  • 追加オプション(グレードアップ設備や間取り変更)
  • 登記費用・火災保険・ローン手数料などの諸経費

本体価格だけで判断してしまうと、予算を大幅にオーバーしてしまうこともあるので注意が必要です。

総額を左右するポイントとは?

家づくりの総額は、以下のようなポイントで大きく変わってきます。

  • 土地の有無
    土地を購入するかどうかで予算に数百万円〜数千万円の差が出る

  • オプションの有無
    標準仕様に満足できずオプションを追加すると+100万円〜300万円ほどかかることも

  • 地盤やインフラの状況
    地盤改良や上下水道の引き込みが必要な場合、追加費用が発生

  • 選ぶハウスメーカー
    同じ坪数でも、性能や仕様によって価格差が出る

予算内で満足できる家を建てるためには、「どこにお金をかけて、どこを抑えるか」を明確にしておくことがポイントです。

たとえば、デザイン性よりも性能を重視するなら高気密・高断熱仕様に投資し、見た目はシンプルにまとめるなど、メリハリをつけるのがコツです。

【実際の声から検証】規格住宅のデメリット5選

規格住宅 ランキング

コスパに優れた規格住宅ですが、実際に建てた人の声には、事前に知っておきたい「デメリット」も見られます

ここでは特に多くの人が感じた不満や注意点を5つにまとめて解説します

デメリット①:間取りや設備の自由度が限られる

規格住宅は、あらかじめ用意された間取りや設備から選ぶスタイルです。

そのため「階段をこの位置にしたい」「収納を増やしたい」など、細かな要望を反映できないこともあります

よくある制限の例

  • キッチンや階段の配置が固定されている
  • 窓のサイズや位置が選べない場合がある
  • 間取りの大きなカスタマイズが不可

完全自由設計の家に比べると、どうしても制限が出てしまいます。

デメリット②:土地の形状によっては建築不可

間取りがあらかじめ決まっているため、土地の形状や方角によっては、希望の商品を建てられないことがあります。

土地の形状建築のしやすさ(目安)
四角形・整形地◎ 建築しやすい
旗竿地・三角地△ 商品によっては建築不可
傾斜地× 対応できないことが多い

土地がすでに決まっている方は、「この土地にそのプランが対応しているか」を事前に確認することが大切です。

デメリット③:オプション費用がかさみやすい

基本価格が抑えられていても、設備や内装のグレードアップをしたくなるのが家づくり。

その結果、オプション費用が積み上がってしまうケースが多いです。

追加されやすいオプション例

  • キッチンや浴室のグレードアップ
  • コンセントの追加や収納棚の増設
  • 外構(庭・駐車場)などの整備

「オプションだけで200万円以上増えた…」という声もあります。

予算に余裕を持っておくと安心です。

デメリット④:デザインの個性が出しづらい

規格住宅は用意されたパターンの中から選ぶため、他の家と似たようなデザインになることもあります

よくある声

  • 「外観が周囲と似ていて埋もれてしまった」
  • 「SNSで見たような家にはならなかった」
  • 「内装の選択肢がもう少しほしかった」

おしゃれさやオリジナリティを重視する人には、少し物足りなさを感じるかもしれません

デメリット⑤:情報量が少なく営業担当に左右される

規格住宅は自由設計より情報量が少なく、カタログだけでは細かい仕様まで把握できないことがあります。

そのため、営業担当の説明や提案力に大きく左右されます。

注意ポイント

  • 担当によって説明の質に差がある
  • 提案力が弱いと自分の希望に気づけないまま進行してしまう
  • 契約後に「聞いてなかった」費用が発生することも

1社だけで決めず、複数の営業担当と話すのが後悔しない家づくりのコツです。

【実例多数】規格住宅のメリット5選

規格住宅 ランキング

価格を抑えつつ理想の家づくりができる「規格住宅」は、今や多くの人に選ばれる人気の建て方です。

ここでは実際に建てた人の声や体験談からわかる、規格住宅のメリットを5つにまとめてご紹介します。

メリット①:コストパフォーマンスが高い

規格住宅は、あらかじめ決まったプランを元に建てることで、打ち合わせや設計にかかるコストを抑えられます。

さらに、住宅会社が大量仕入れ・効率的な施工を行うため、建築費そのものも割安に。

自由設計と比較したときのコスト差(目安)

種類坪単価30坪の本体価格
規格住宅約55〜75万円約1,650〜2,250万円
自由設計(注文)約70〜100万円約2,100〜3,000万円

性能を大きく落とすことなく、300万〜600万円ほど安く建てられるのは大きな魅力です。

メリット②:間取りの失敗が起きにくい

規格住宅の間取りは、各社の豊富な施工実績から「住みやすい」と判断されたものが厳選されています

プロが設計した間取りなので、生活動線や収納計画もバランスがよく、失敗のリスクが低いのが特徴です。

こんな人におすすめ

  • 間取りに自信がなく、何をどう決めればいいかわからない
  • 家族構成に合った、実用的な動線の家がほしい
  • 住んだ後に「こうすればよかった」と思いたくない

迷いやすい間取り設計を、プロの視点でカバーしてくれるのが心強いポイントです。

メリット③:完成イメージを共有しやすい

規格住宅はあらかじめデザインパターンが決まっているため、打ち合わせ時に具体的な完成イメージを掴みやすくなります

特に嬉しいポイント

  • 事前にモデルハウスやVR体験で確認できる
  • カタログに具体的な施工事例・写真が豊富
  • 内装や外観のパターンもビジュアルで選べる

「完成したら思っていたのと違った…」という後悔が少なく、家族でイメージを共有しやすいのも魅力です。

メリット④:打ち合わせが効率的に進む

プランがある程度決まっていることで、打ち合わせ回数や時間が大幅に短縮されます。

共働きや子育て中など、時間に余裕のないご家庭でもスムーズに進められるのが利点です。

打ち合わせの主な内容

  • プランの選択(数十〜数百種類から)
  • カラーコーディネートや設備の選択
  • オプションの確認と予算調整

完全自由設計に比べ、決めることが少ないためストレスも少なく、最短3〜4回の打ち合わせで契約に進むケースもあります。

メリット⑤:品質が安定し、工期も短い

規格住宅は同じプランで複数棟の施工を行っているため、施工精度が高く、品質が安定しています。

また、材料や工法も標準化されているため、工期が短く引き渡しも早いのが特徴です。

品質面のメリット

  • 各工程の工事精度が高い(施工ミスが起きにくい)
  • 建築会社の施工ノウハウが蓄積されている
  • 1〜2ヶ月早く引き渡されることも

引っ越し時期が決まっている方や、早めに住み始めたい方にとっては嬉しいポイントです。

規格住宅を選ぶときに押さえておきたい5つのポイント

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規格住宅は「お得に理想の家が建てられる」魅力がある反面、選び方を間違えると後悔してしまうケースもあります

ここでは、後悔しないために事前にチェックすべき5つのポイントをご紹介します。

ポイント①:間取り・デザインの希望が叶うか

規格住宅は、選べる間取りや外観・内装があらかじめ決まっています

しかし、メーカーによって選択肢の幅や自由度に大きな違いがあります。

チェックポイント

  • 間取りプランの数(100種類以上あるメーカーも)
  • 間取りのカスタマイズ可否(壁の位置変更、収納追加など)
  • 外観や内装のデザインパターンの豊富さ

理想の暮らし方に合うプランが用意されているか、必ず確認しましょう。

ポイント②:住宅性能(断熱・耐震)の確認

価格の安さに惹かれて選んでも、性能が不足していては快適に暮らせません。

特に断熱性や耐震性は、住まいの基本性能としてしっかり確認しておきましょう。

性能面の注目ポイント

  • 断熱性能(断熱等級5以上か)
  • 気密性(C値が明示されているか)
  • 耐震等級(耐震等級2〜3が望ましい)

光熱費や災害時の安心感にも直結するため、価格と性能のバランスは要チェックです。

ポイント③:予算に合うかどうか

規格住宅はコストを抑えられる反面、オプションの追加で思った以上に予算がふくらむこともあります

予算面で見るべきポイント

  • 坪単価×希望の建築面積で大まかな本体価格を試算
  • 本体価格に含まれる内容と含まれない費用を確認(外構、照明、カーテンなど)
  • 諸費用やオプションの費用感もチェック

「トータルでいくらかかるか?」を最初から明確にしておくことが、安心の家づくりに繋がります

ポイント④:保証・アフターサービスの充実度

規格住宅であっても、長く住む家だからこそ「建てた後」も重要です。

保証内容やアフターサポートの体制は、メーカーによって大きく異なります。

チェックしたい項目

  • 初期保証の年数(20〜30年が主流)
  • 無償の点検・メンテナンス頻度
  • 延長保証やメンテナンスプランの有無

実際に住んでからの安心感が得られるメーカーを選ぶことが大切です。

ポイント⑤:営業担当との相性・説明のわかりやすさ

どれだけ良い商品でも、担当者との相性が悪いと納得のいく家づくりは難しくなります

説明のわかりやすさや、こちらの希望をきちんと聞いてくれるかも重要です。

チェックポイント

  • 質問に丁寧かつ的確に答えてくれるか
  • メリットだけでなくデメリットも正直に伝えてくれるか
  • 押し売り感がないか、親身に寄り添ってくれるか

住宅展示場やオンライン相談で実際に話してみることをおすすめします。

規格住宅と他の住宅タイプの違いを比較

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注文住宅といっても、「規格住宅」「セミオーダー」「自由設計」「建売住宅」とさまざまな種類があります。

それぞれに向いている人・特徴が異なるため、自分に合う家づくりのスタイルを選ぶためにも、違いをしっかりと押さえておきましょう

規格住宅と建売住宅の違い

建売住宅はすでに完成している住宅をそのまま購入するスタイル。

規格住宅は用意された間取りや仕様から選んで建てる、いわば「カスタム可能な注文住宅」です。

比較項目規格住宅建売住宅
家の建て方カタログから選んで建築完成済みの物件を購入
間取りの自由度プランから選択、多少変更可能変更不可
内装・外観の選択色や素材をある程度選べるすでに決定済み
価格建売よりやや高いが安定比較的リーズナブル
入居までの期間建築期間が必要即入居可能

こんな人におすすめ

  • 建てる過程も楽しみたい
  • 少しでも自分のこだわりを取り入れたい
  • 完成前に仕様を選びたい

建売住宅は「とにかく早く・安く住みたい人」に、規格住宅は「コストを抑えつつ、ちょっとのこだわりも叶えたい人」にぴったりです。

規格住宅とセミオーダー・自由設計の違い

セミオーダー住宅自由設計住宅は、注文住宅の中でも自由度の高いスタイルです。

一方で、費用や手間もその分かかってきます

比較項目規格住宅セミオーダー住宅自由設計住宅
間取りの自由度固定プランから選択ベースを元に変更可完全自由設計
設備・仕様の選択基本パッケージ+オプション幅広く選択可完全自由
設計・打ち合わせシンプルで短期間標準的打ち合わせが長期化しやすい
費用比較的安い中程度高くなりやすい
建築期間短め標準長め

こんな人におすすめ

  • ある程度決められていても問題ない人(規格住宅)
  • 基本のプランを活かしながらアレンジしたい人(セミオーダー)
  • とことんこだわって自分だけの家をつくりたい人(自由設計)

予算・希望の自由度・打ち合わせにかけられる時間をもとに、最適なスタイルを選びましょう

実例から学ぶ!規格住宅の間取りプラン3選

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規格住宅は「選ぶだけ」で家づくりが進むスタイルですが、実際の間取り例を見ることで、よりリアルな生活イメージが湧いてきます

ここでは代表的な3つのプランをご紹介します。

間取り①:30坪3LDK+書斎付きプラン

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暮らしの中心にちょうどいい広さと+αの空間をプラス

  • 主寝室+子ども部屋2部屋に加え、コンパクトな書斎付き
  • テレワークや趣味の部屋として使える自由なスペース
  • 生活動線がシンプルで、家事の負担も少ない設計

こんな人におすすめ

  • 在宅勤務が多い
  • 書斎やパーソナルスペースが欲しい
  • 子どもがまだ小さい家庭

間取り②:35坪4LDK 子ども部屋を分割できる柔軟設計

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将来を見据えてフレキシブルに使える子ども部屋が魅力

  • 2階にある子ども部屋はドアを2つ設置し、将来的に仕切って2部屋に分けられる構造
  • フリースペースや広めの収納付きで、成長に応じて使い方を変更できる
  • 家族が増えても安心の4LDK設計

こんな人におすすめ

  • 2人以上のお子さんを予定している
  • 子どもが成長しても部屋数を確保したい
  • 柔軟な空間活用をしたい

間取り③:アイランドキッチン&回遊動線プラン(30坪)

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家事ラク&スタイリッシュを両立させた人気プラン

  • アイランドキッチンを中心に、玄関〜水回り〜キッチンへと繋がる回遊動線を確保
  • 土間収納・パントリー・リビング収納など収納力も抜群
  • 2階には書斎やワークスペースを設けるなど、ON/OFFの切り替えもスムーズ

こんな人におすすめ

  • おしゃれなキッチンにこだわりたい
  • 忙しい日常でも家事を効率よく回したい
  • スマートな生活導線を求めている

規格住宅を建てる際の注意点3つ

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規格住宅は「価格の明快さ」や「効率的な家づくり」が魅力ですが、事前に知っておくべき注意点もあります。

建ててから後悔しないよう、以下のポイントをチェックしておきましょう。

注意点①:土地によっては建てられないこともある

規格住宅は基本的に「決まったプラン」で建てるため、土地の条件に制限があります

特に注意が必要な土地例

  • 不整形地(L字型・三角地など)
  • 狭小地(間口が狭い、奥に長いなど)
  • 高低差のある土地(段差や傾斜がある)

こうした土地では、規格プランそのものがフィットせず、別プランに変更したり、フルオーダーに切り替える必要が出てくることも

チェックポイント

  • 土地を購入する前に、建てたいメーカーに「建築可能か」確認する
  • 規格プランの対応可能な土地形状をあらかじめ聞いておく

注意点②:間取りの自由度が限られている

規格住宅では、決まった間取りプランをベースに家を建てます。

そのため、細かい希望がすべて反映できるとは限りません

変更が難しい例

  • 階段の位置を変更したい
  • 壁をなくして広く使いたい
  • 窓の位置を変えたい

セミオーダー型であれば、これらの要望に一部対応できる場合もありますが、メーカーやプランによって 「どこまで変更できるか」 が大きく異なります

事前に確認すべきこと

  • どの程度の間取り変更が可能か
  • 「変更不可」の範囲はどこか
  • セミオーダーとどちらが自分に合っているか

注意点③:オプション追加で価格が膨らみやすい

最初の見積もりでは「最低限の設備・仕様」で価格が提示されることが多く、実際には追加費用が発生しがちです。

よくある追加オプション例

  • キッチンやバスルームのグレードアップ
  • 外壁をタイルに変更
  • 床暖房や太陽光発電の設置

オプションを増やしすぎると、最終的に数百万円アップするケースも珍しくありません

対策

  • 標準仕様をしっかり確認し、希望とどれだけ差があるか把握する
  • 「これは絶対に必要!」という設備と、「妥協できる部分」を分けて考える
  • 他メーカーと見積もりを比較して「どこまで含まれているか」をチェックする

規格住宅が向いている人・向いていない人の特徴

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家づくりは人生の一大イベント。

だからこそ「自分に合った建て方を選ぶこと」が何より大切です。

ここでは、規格住宅がどんな人に向いていて、どんな人には合わないのかを具体的に解説していきます。

規格住宅が向いている人の特徴3つ

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「ある程度の選択肢の中から選んで、効率よく家を建てたい」「コストも抑えたい」という方には、規格住宅は非常に相性が良いです。

特徴①:コストを抑えつつ品質も重視したい人

「注文住宅のようなこだわりは持ちつつ、価格は抑えたい」という方にとって規格住宅はぴったりの選択です。

例えば、一条工務店の「HUGme」や「i-smile」は、断熱性や気密性に優れていながら、フルオーダーよりも数百万円安く建てられます。

標準仕様で性能が高く、長期的なランニングコスト(電気代・メンテナンス費)も抑えられるのは大きな魅力です。

特徴②:打ち合わせの時間をなるべく減らしたい人

「仕事や子育てで忙しく、頻繁に打ち合わせの時間を取れない…」という方には、規格住宅の選ぶだけで進められるスタイルが助けになります

例えば、「間取り100種類から選ぶ」「外壁カラーは5種類からセレクト」など、選択肢があらかじめ絞られているため、決断までがスムーズ。

迷いが少なく、家づくりのストレスも軽減できます。

特徴③:完成形のイメージを大事にしたい人

「理想通りの家がちゃんとできるのか不安…」という方にとっても、規格住宅は安心感があります。

あらかじめ完成イメージが用意されているため、実物を想像しやすく、失敗のリスクも少ないのが特徴です。

展示場で実際に似た間取りを見られる商品も多く、住んだ後の暮らしまでイメージしやすいのがメリットです。

規格住宅が向いていない人の特徴3つ

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一方、規格住宅には「自由度の制限」というデメリットもあります。

以下のようなタイプの方は、セミオーダーやフルオーダー住宅の方が向いているかもしれません

特徴①:すべて自由にカスタマイズしたい人

「壁の位置も、窓の大きさも、自分で一つひとつ決めたい」そんな方にとっては、規格住宅では自由度が足りず、やや窮屈に感じる可能性があります。

例えば「リビングに吹き抜けを作りたい」「階段をストリップ階段にしたい」など、個性的な設計は、規格住宅では難しい場合が多いです。

特徴②:土地が変形地や狭小地の人

土地の形がいびつ、接道が狭いなど、一般的な建築条件と異なる土地に建てたい場合は、規格住宅だと建てられないことがあります。

規格住宅はあらかじめ決まった間取りをベースに設計するため、土地に合わせた柔軟な対応ができないケースもあります

すでに土地を購入済みの方は、事前にその土地で建てられるかどうかを確認しておくことが大切です。

特徴③:個性やデザイン性を強く求める人

「せっかくのマイホーム、他とは違うおしゃれなデザインにしたい!」という方は、規格住宅だと物足りなく感じてしまうかもしれません

もちろん近年の規格住宅はデザイン性も高まっていますが、「自由設計でゼロからこだわる家」と比較すると、外観や内装の個性は制限されることが多いです。

よくある質問5選|規格住宅の疑問を解消!

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規格住宅を検討していると「自由度は?」「相場は?」など、気になることがたくさん出てきますよね。

ここではよくある質問を5つピックアップし、わかりやすく解説していきます。

質問①:おしゃれな規格住宅メーカーは?

おしゃれな規格住宅を建てたい人に人気なのは以下の3社です。

  • 三井ホーム
    南欧風・北欧風など6つのスタイルから選べて、外観・内装の完成度が高い

  • 桧家住宅
    カフェ風、バル風などテーマごとのコーディネートが可能。設備もデザイン性あり

  • スウェーデンハウス
    北欧テイストの外観と木の質感が魅力。カラーやパーツも選択肢が多い

このように、各社ともにデザインと機能性を兼ね備えており、センスのよい家を叶えたい方におすすめです。

質問②:規格住宅で人気のクレバリーホームってどう?

クレバリーホームは「外壁タイルが標準仕様」であることが最大の特徴です。

  • 外壁材「クレタイル」は30年メンテナンス不要といわれるほど耐久性が高い
  • 坪単価は55万〜65万円程度で、コスパ重視派に人気
  • 商品「クレバコ」は間取り変更にも対応し、自由度が高いセミオーダータイプ

デザインと実用性、価格のバランスが良く、ローコスト+高性能を求める方に向いています。

質問③:規格住宅の坪単価はどのくらいが相場?

一般的な規格住宅の坪単価の目安は以下のとおりです。

メーカー名坪単価(目安)特徴
一条工務店(HUGme)約56.5万円〜高断熱・高気密、コスパ抜群
桧家住宅約60万円前後間取り変更可、Z空調付き
三井ホーム約80万円前後高デザイン・断熱性能、100プランから選べる
ダイワハウス約80〜87万円間取り選択+アレンジ可能、標準設備が充実
スウェーデンハウス約93〜100万円北欧風・高断熱・高気密の住宅性能

60万円〜80万円台が主流ですが、性能やデザイン性が高いほど、坪単価も上がる傾向があります

質問④:大和ハウスの規格住宅のカタログはどうやって請求する?

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以下の方法でカタログが取り寄せ可能です。

  • 公式サイトの「カタログ請求フォーム」から申し込み
  • タウンライフ家づくりなどの比較サイトを利用して複数社まとめて請求
  • 展示場で営業担当に直接依頼

特に「タウンライフ家づくり」では、間取りプランや見積もりも一緒にもらえるので比較検討に便利です。

質問⑤:大和ハウスで規格住宅を建てると総額はいくらくらい?

大和ハウスの規格住宅2商品は、以下のような価格帯が目安です。

商品名建物価格(30坪)総額目安(土地・諸費用込)
スマートセレクション約2,400万円〜約3,000万円〜3,500万円
スマートデザイン約2,520万円〜約3,100万円〜3,600万円
  • 太陽光4kWが標準装備
  • 天井高2.72mなど、開放感のある設計が可能
  • 鉄骨・木造から構造を選べる自由度も魅力

標準仕様が充実しているので、追加オプションが少なくて済む点も予算管理しやすいポイントです。

まとめ:規格住宅は「ちょうどいい家」を叶える賢い選択肢

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この記事のまとめ
  • 規格住宅はコスパと品質のバランスに優れた家づくりの選択肢
  • 各メーカーによる多彩なプランと仕様の充実
  • 自分の希望や予算に合った賢いハウスメーカー選びの重要性

規格住宅は、注文住宅と建売住宅の中間に位置する、バランスの良い選択肢です。

「自由度が低いのでは?」と思われがちですが、最近の規格住宅は間取りやデザインのバリエーションも豊富で、選びやすさと品質の高さを両立しています。

特にこんな方におすすめです。

  • 自分のこだわりも叶えつつ、コストを抑えたい
  • 打ち合わせに多くの時間をかけたくない
  • 初めての家づくりで「失敗したくない」という思いがある

各ハウスメーカーが競って新しい規格住宅商品をリリースしており、今後ますます注目が集まるジャンルです。

性能・デザイン・コスパ、すべてをバランスよく満たしたい方は、ぜひ一度「規格住宅」も候補に入れてみてくださいね。

迷ったら、比較サイトや住宅アドバイザーの無料相談サービスを活用して、自分にぴったりのメーカーを見つけるのもおすすめです。

あなたの理想の暮らしが、無理のない価格で実現できますように!

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