HowMa(ハウマ)の査定の評判は?口コミやデメリットを調査

HowMa(ハウマ)は、不動産テック企業コラビットが運営する不動産査定サイトです。

1億件以上の取引データ分析から結果を算出するAI査定だけでなく、そこに「不動産会社の強み(=物件のエリアや個性といった事情を反映できる)」を組み合わせたコラボ査定も可能です。

HowMaと提携する不動産会社は6463社、物件登録数は123,206件にものぼります。

このページでは、そんなHowMaの評判やメリデメ、査定の流れや運営会社についてまとめています。

目次

HowMa(ハウマ)とは?サクッと紹介

HowMa(ハウマ)は、AI査定で相場を把握しながら6社に一括査定ができるサービスです。

AI不動産価格査定のパイオニアである、株式会社コラビットが運営しています。

全国どこの物件でも査定がてき、バラエティ豊かな多くの会社の中から適切な会社とつながれます。

コンシェルジュへの無料相談も可能で、初めての不動産売却も安心です。

株式会社コラビットの会社概要

HowMaの運営会社である「株式会社コラビット」は、2015年に国内で初めて不動産のAI査定を開発した不動産テック企業。

代表の浅海 剛氏は、「一般社団法人不動産テック協会理事」でもあり、不動産テック業界の中でも存在感のある企業として認知されています。

在籍する社員には、リクルート、博報堂、ヤフー、野村不動産など、大手企業出身も多く、不動産鑑定士(日本三大国家資格)も2名在籍しています。

項目詳細
会社名株式会社コラビット
代表者浅海剛
設立年2011年6月16日
所在地東京都港区芝浦1丁目13−10
第3東運ビル 8F

HowMa(ハウマ)の評判・口コミ

HowMaのサービス内容を知るには、利用者の声を参考にするのがおすすめです。

実際に査定依頼をした人からは、次のような評判・口コミが寄せられています。

不動産業界では珍しいエンドユーザーの見方企業。無料で自宅の査定ができる。売るときの面倒なやり取りも集約してくれる。

引用:Googleの評判・口コミ

売却時の手間や時間を省けるのは、スムーズに売却するには重要なポイントです。

早く確実に売却したい人にとっては、おすすめのサービスだと言えます。

不動産の査定を依頼すると、その後の売却する意思の確認などフォローが電話や訪問で厳しくなる印象があります。しかしこの業者は見積もりをネット上で簡単にできるので価格を把握するのに便利でした。しかも勧誘の電話が一切ありません。査定価格に希望が持てたため、具体的に相談すると、書類の書き方や税金対策などいろいろなサポートが充実しており安心して一任できる雰囲気でした。書類の不備に対しても丁寧にアドバイスしてくれたり、提出を代行してくれたりとこちらの労力はほとんどかかっていませんので満足しています。

引用:minhyo.jp

ネットでサクッと不動産の相場感が掴めるのも、HowMaの大きなメリット。

まだ売ると決めていない時点でも、気兼ねなく利用できます。

最近、両親が亡くなった事もあり、実家が空き家になりました。しかし、実家をそのままにしておくと固定資産税がかかる事もあり、売却を考えたのです。不動産査定業者を探してますが、どこも営業電話が多いと聞くので迷っていたところ、この不動産査定サイトを見つけました。ここは査定をAIが無料でやっているので、営業電話が少ないとの事です。そんな事もあり、このサイトを利用する事にしました。実際に利用してみると、入力はメールアドレスを入れる必要はありますが、匿名性が高いのでこういう類を調べるのに慣れていない私でも使い易かったです。実家の売却価格を査定してみたら、思っていた以上にかなり高い売却価格が出ましたが、人工知能の査定と言う事で本当にその価格なのかが気になるところです。査定後は営業電話はかかってこなかったので、売却価格だけを知りたい時に便利なサイトだと感じています。

引用:minhyo.jp

匿名性の高さと手軽さが両立されているのも、HowMaの強みです。

実は私、区分マンションを2つ持っていて、今回は1つだけ売却しました。次、もう1部屋の売却の時も、またHowMaさんは利用しようと思っています。毎週HowMaから来る価格更新のお知らせと、HOME’Sとマンションレビューの価格推移を見て、今は売るタイミングを見計らっています。今後金利が上がると始めなきゃと思うのですが、区分向けマンションはそこまで影響が大きくないのではと思っています。売りが多くなってきたり、下がってきたなと感じたら、考えるかもしれないです。

引用:HowMaマガジン|ご利用者様インタビュー

こちらはHawMaで不動産売却をした方のインタビューの一部です。

以前HowMaで売却をしたようで、次も利用したいという声が寄せられていました。
実際に利用した人の満足度が高いことがわかります。

HowMa(ハウマ)の評判からわかる強み6つ

HowMaは、不動産のプロとAIのコラボ査定ができるサービスです。

簡単に手続きができるのはもちろん、利用することで実に多くのメリットが得られます。

ここでは、HowMaのメリット6選

  • コラボ査定で2つの価格を可視化
  • 戦略的な売却活動が可能
  • コンシェルジュへの無料相談
  • 信頼できる不動産会社を選べる
  • データや最新情報が確認できるシステム
  • 全国どこの物件でも即座に査定できる

について、それぞれ説明していきます。

メリット①:コラボ査定で2つの価格を可視化

HowMaのAI技術+不動産会社のプロによる、チャレンジ価格と安全価格の2つの価格を算出する「コラボ査定」を提供しています。

チャレンジ価格は、約1割の確率で売れると推定される近隣より高い価格のことで、高額売却の確率が上げられます。

安全価格は、約9割の確率で売れると推定される、早期売却の確率が上げられる価格です。

2つの価格を比較することで相場もわかり、目的に合った納得できる売却が目指せます。

メリット②:戦略的な売却活動が可能

AIの査定と不動産会社のプロ目線の査定を組み合わせることで、査定の信頼性が高まります。

HowMaには1億件を超える不動産の取引データを扱えるという強みがあったうえで、そこに物件の良し悪しの肌感覚や経験など、人間の目線を反映させられます。

AIと不動産会社のプロとのそれぞれの強みを活かしたコラボ査定で、戦略的かつスムーズな売却活動が実現しやすくなるんです。

メリット③:コンシェルジュへの無料相談

不動産売却のセカンドオピニオンとして、コンシェルジュに無料相談ができます。

コラボ査定の利用者を対象とした、初めて不動産を売却する人も安心できるサービスです。

不動産売却や活用方法など、第三者の立場からしっかりとサポートしてくれます。

メリット④:信頼できる不動産会社を選べる

HowMaは、地域密着型や売却実績が多い実力派など、信頼できる不動産会社と提携しているので、経験豊富なプロによる、肌感の高い査定が受けられます。

コラボ査定では、地域に詳しい提携会社が表示され、最大6社まで選択できます。

メリット⑤:データや最新情報が確認できるシステム

AIが常に最新の相場情報などを収集し、査定金額に変動がある場合にはメールやLINEで知らせてくれます。

また、周辺の取引事例や査定金額の推移グラフなど、マイページやお知らせメールで確認できるシステムを導入しています。

登録した物件はもちろん、近隣の不動産価格など、さまざまな情報が確認できるところもメリットです。

メリット⑥:全国どこの物件でも即座に査定できる

HowMaのAI査定の強みは、全国の戸建てもマンションも土地も即座に査定ができることです。

運営開始から9年で、査定実績数は12万件を突破。(2024.12時点)
以下のような大手企業もHowMaのAI査定を活用しています。

  • パナソニック
  • 野村證券
  • みずほ銀行
  • ソニー銀行
  • 中央電力
  • 東急リバブル
  • 住友不動産ステップ ほか多数

HowMaの精度の信頼性がわかる実績です。

HowMa(ハウマ)の評判からわかるデメリット3つ

HowMaは、利用することで多くのメリットが得られる一方で、デメリットや注意点もあるため理解しておく必要があります。

ここでは、HowMaのデメリット3選

  • 対応できない物件もある
  • 弁護士や税理士への無料相談は対応していない
  • AI査定の精度は発展途上

について、それぞれ説明していきます。

デメリット①:対応できない物件もある

HowMaは、全ての物件の査定に対応しているわけではありません。

投資用一棟アパートや商業ビルなどの収益用不動産、農地、リースバックには対応していないことを理解しておきましょう。

デメリット②:弁護士や税理士への無料相談は未対応

無料相談できるのは、不動産売却や活用方法についてサポートをしてくれるコンシェルジュのみです。

法に関わる内容や税関係の相談をしたい場合には、対応可能な他のサービスを利用する必要があります。

弁護士や税理士への無料相談には対応していないことも、頭に入れておきましょう。

デメリット③AI査定の精度は発展途上

AIにとって最重要項目はデータの量になります。

HowMaをはじめAIによる査定は、現状では「レインズ」が使えないため精度は発展途上のようです。

(レインズ…不動産事業者の大半が利用する不動産情報データベース。売却の成約価格はレインズにしか掲載されていない)

AI査定にはメリットもありますが、ざっくりとした相場感を掴むものであり、一定の限界があることは認識しておきましょう。

ただ、HowMaにはAI査定だけでなくコラボ査定があります。
不動産会社の査定による、成約事例・物件エリアの事情・物件の個性などを反映した査定価格が分かるので、このデメリットは解消できるでしょう。

HowMa(ハウマ)がおすすめな人

HowMa(ハウマ)は、次のような人におすすめです。

  • おおよその査定額を確認したい人
  • 相談もできるサービスを選びたい人
  • 効率よくスムーズに売却したい人

それぞれ詳しく見ていきましょう。

おすすめの人①:おおよその査定額を確認したい人

不動産売却に向けて、まずはおおよその査定額を確認したい人におすすめです。

AI査定で、全国エリアのどこの物件でもすぐに査定額がわかります。

概算ではあるものの精度が高い査定ができるので、目安の金額として把握できます。

おすすめの人②:相談もできるサービスを選びたい人

HowMa(ハウマ)は、コラボ査定の利用者を対象に、コンシェルジュの無料相談も可能です。

不動産売却に関して、アドバイスやサポートを受けたい人にも向いています。

不動産売却が初めての人も、安心して利用できるでしょう。

おすすめの人③:効率よくスムーズに売却したい人

AI査定と不動産会社のプロ目線の査定の組み合わせができることから、効率よくスムーズに不動産売却をしたい人にもおすすめです。

それぞれのエリアに精通した実績豊富な不動産会社が選べるので、状況に合った売却活動が進められます。

目的に合った、納得できる売却が実現できるでしょう。

HowMa(ハウマ)で査定する流れ

HowMaの不動産査定の流れは以下のとおりです。

  1. HowMa公式サイトから物件情報を入力(AI査定結果をすぐ確認できます)
  2. 連絡先を入力
  3. 最大6社を選択し査定依頼

入力時間は最短60秒。
届いたメールからマイページにログインすると、最新のAI査定結果や周辺の販売状況をいつでも確認できます。

HowMa(ハウマ)のよくある質問

HowMa(ハウマ)に関する、よくある質問をまとめました。

  • Q1.できればメールでやり取りしたい
  • Q2.AIで算出された査定額は信頼できる?
  • Q3.地方の物件でもAI査定はできる?
  • Q4.HowMa(ハウマ)のAI査定の魅力は?
  • Q5.AI査定は、急な価格変動にも対応できる?
  • Q6.手続きはすべてオンラインでできる?
  • Q7.売却する気がなくても査定できる?
  • Q8.家族に知られずに査定できる?
  • Q9.売却活動中の物件でも利用できる?
  • Q10.リフォームするとAI査定に影響する?

について、それぞれ説明していきます。

Q1.できればメールでやり取りしたい

HowMa(ハウマ)は、査定結果や売却活動の報告など、スマホのチャットでのやり取りで完結できます。

忙しい人も、チャットでのやり取りができれば手間や時間がかかりません。

内容が文面で残るので、トラブルが回避できるところもメリットです。

Q2.AIで算出された査定額は信頼できる?

使われているAI技術は、大手不動産会社や金融会社の価格査定のエンジンとしても使用されています。

精度も高く、売却の成功確率のアップにつながっています。

ただ、過去の成約事例を元に算出しているので、あくまでも大まかな価格であり、売却価格と一致するとは限りません。

AI査定の結果は、参考価格として理解しておきましょう。

Q3.地方の物件でもAI査定はできる?

地方の物件でも、AI査定は可能です。

ただ、過去の事例をもとに算出しているため、データが少ない場合は査定額に誤差が出る可能性があります。

エリアによっては、査定額のブレが生じる場合があることを理解しておきましょう。

Q4.HowMa(ハウマ)のAI査定の魅力は?

物件を登録すると、最新の相場情報などを届けてくれます。

市場の変動をリアルタイムで把握できるので、タイミングを逃さない売却が実現できるでしょう。

資産価値の変化が理解できる、過去の価格推移のグラフも確認できます。

Q5.AI査定は、急な価格変動にも対応できる?

過去のデータを重視しているので、急な価格変動が起きた場合には対応できない可能性があります。

データの更新が間に合わないと、誤差が出てしまうことも理解しておきましょう。

特に、価格の変動が大きい首都圏の不動産の場合は注意が必要です。

Q6.手続きはすべてオンラインでできる?

さまざまな手続きはオンラインでできますが、不動産売却が完了するまでの全ての手続きがオンラインで完結するわけではありません。

内見や売買契約、物件の引き渡しなど、対面が必要となる手続きもあります。

Q7.売却する気がなくても査定できる?

AI査定は、売却する気がなくても利用できます。

不動産の資産価値を知りたい人も、気軽に使って問題ありません。

Q8.家族に知られずに査定できる?

査定するのはAIなので、家族はもちろん、誰にも知られる心配はありません。

個人情報が不動産会社に知られることもなく、営業電話を受ける心配もないので安心してください。

Q9.売却活動中の物件でも利用できる?

不動産会社を通して販売中の物件であっても、HowMa(ハウマ)を利用できます。

売却活動を不動産会社に任せていると、価格が妥当なのか判断できない場合もあるでしょう。

資産価値を確認するために、セカンドオピニオンとしての使い方もできます。

Q10.リフォームするとAI査定に影響する?

リフォームの有無やデザイン性など、実際に訪問しないと確認できないことはAI査定に加味されません。

ただ、実際に売却する際には、リフォームの内容によっては価値が上がります。

まとめ

従来の不動産売却を大きく変えるHowMaについて紹介してきました。

  • 1億件超の取引データを組み合わせた分析から結果を算出するAI査定
  • AI査定に不動産会社によるきめ細かい情報を反映させたコラボ査定
  • セカンドオピニオンとして使えるコンシェルジュへの無料相談

特徴的なメリットが多いHowMaの査定をぜひ一度試してみてください。

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